太陽光で水素を生み出す革新技術!
信州大学 堂免教授が英国のクラリベイト引用栄誉賞を受賞

Nobel Prize信州大学(長野県松本市)の堂免一成特別特任教授が、太陽光エネルギーを利用して水から水素を取り出す革新的な光触媒システムを開発し、その功績により英国のクラリベイト引用栄誉賞を受賞されました。クラリベイト引用栄誉賞は、ノーベル賞の登竜門とされており、堂免教授はノーベル賞候補にも挙げられています。

堂免教授は酸化亜鉛などを使った微粒子状の光触媒を開発し、それをシートに固定することで、太陽光のみを使って水から直接水素を作り出すシステムを構築しました。この技術は、水素エネルギー社会の基盤となり得るものであり、将来的には工業原料としての活用も期待されています。
現在、堂免教授の研究チームは2026年を目指し、長野県飯田市に約5000平方メートルの実証試験システムを計画中です。堂免教授は「現在は5〜6合目に到達した感覚がある。これからは企業との連携を強化し、社会実装に向けて研究開発を進めたい」と語っています。

株式会社ソウマでは、このような先進技術の動向を注視し、今後の事業展開にどのように貢献できるかを模索していきいます。

【引用元】日本経済新聞「信州大学 堂免教授、太陽光で水素を取り出す技術でクラリベイト引用栄誉賞を受賞」(2024年9月30日)

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